リーダーシップを高める方法|4段階で磨く実践ステップ

経営者にはリーダーシップが必要…
とよく言われますよね。

とはいえ、
「どうやって高めていけば良いのか分からない」
と感じる方も多いのではないでしょうか。

今日は「リーダーシップを高める方法」について整理します。

リーダーシップという言葉を具体化すると、私は次の3つだと考えます。

  • 意思決定をすること
  • 説明責任を果たすこと
  • 心理的な安全性を担保し、部下が発言しやすい環境をつくること

もちろん人によっては別の解釈もあると思います。
それはそれで問題ありません。

どのような解釈であっても、
高めていく方法そのものは共通しています。

リーダーシップを高めていくステップ

リーダーシップの向上も、実はスキル習得と同じ考え方が役に立ちます。
ここでは「意思決定」を例に考えてみます。

できないことを自覚していない状態

まず1つ目は、できないことを自覚していない状態です。

「自分は意思決定ができない」
「意思決定が遅い」

そのこと自体を自覚していない状況です。

この段階を抜けるためには、

「自分は意思決定ができない」
「意思決定が遅い」

といった短所を、まず見つける必要があります。

できないことを自覚している状態

2つ目は、できないことを自覚している状態です。

自分は意思決定ができない、あるいは遅いと気づいたら、
その原因がどこにあるのかを考えます。

たとえば、

「Aという施策にGOを出したあと、
業績や資金繰りに悪影響が出たらと思うと、決断できない」

という恐怖が原因だとします。

その場合は例えば、

  • 施策を提案する人に、想定リスクも明確にしてもらう
  • 財務担当が事前チェックする

といった仕組みを考えることができます。

もしこういった対策が思い浮かばなければ、
生成AIに聞いてみるのも一つの方法です。

少しずつ微調整していけば、
どこかで自分にフィットする方法が見つかるはずです。

できることを自覚しているが、実行できていない状態

3つ目は、できることを自覚しているが、実行できていない状態です。

方法は分かっていても、
仕組みづくりが面倒で、
日々の業務に流されてしまう…

という状態なのかもしれません。

その場合、
「自分は重要だけれど急ぎではないことを後回しにする」
という、新たな短所が見つかることもあります。

そうしたら、その短所を克服する方法を学び、実践していきましょう。

できることを自覚していない状態

4つ目は、できることを自覚していない状態です。

仕組みが整い、学びを進めることで意思決定がスムーズに行えるようになると、
それが当たり前になります。

つまり、意思決定が習慣化された状態です。

短所を見つける簡単なゲーム

ここまでを整理すると、
リーダーシップ向上のポイントはとてもシンプルです。

それは、
自分の短所がどこにあるのかを認めること。

そのために、気軽に取り組める方法の一つが
「フィードフォワードゲーム」です。

概要は下記のとおりです。

  • 毎週、フィードフォワードの対象者を1〜2名選びます
  • 対象者はいったん会議室から退出します
  • 残った全員が、対象者に対して
    ― 長所を2つ
    ― 改善すべき点を2つ
    を、付箋・ホワイトボード・共有ファイルなどに書き出します
  • 議事録担当者が、それらを匿名形式でまとめます
  • 内容を紙に印刷し、対象者を会議室に戻します
  • 対象者に、皆からの長所と改善点を伝えます
  • 結果の紙を対象者に渡し、握手をして成長を応援します
  • 会議後、対象者が上司やコーチと話し、リーダーシップ改善計画を立てます

短所を認めることは、他者評価を高める

最後に、少しだけ大切な話を。

世の中に100%完璧な存在がいるとすれば、
それは神様だけでしょう。

私たちは人間ですから、必ず短所があります。

短所を認めたからといって、
他人から低く評価されることはありません。

むしろ、短所を認め、改善しようとする人は、
周囲から高く評価されます。

反対に、短所を認めない、
あるいは認めても改善しようとしない人だけが、
結果として周囲から低く評価されてしまいます。

リーダーシップの改善は、
まず自分の短所を見つけることから始まります。

ぜひ、リーダーシップの3つの要素、
意思決定・説明責任・心理的安全性。
このどこに自分の弱さがあるのかを、
一度立ち止まって考えてみてください。

それが、リーダーシップを高める第一歩になります。